てんちゃん | お気楽極楽日記

てんちゃん

うちには猫4匹。犬が3匹います。

そのうち私が連れてきた子が、猫4匹、犬1匹。

今日はその中で一番の古株「てん」の事を書きます。

 

「てん」は13歳、人間で言うと71歳くらいっぽいです。

真っ黒で艶々した綺麗な猫でした…。

てん

女の子なのに凄い大きくて、一時期は体重が6キロくらい

になったこともありました。

凄く甘えん坊で、私のことが大好きな「てん」。

今も膝に乗って、グルグル言ってます^^

 

「てん」が私と家族になったのは

1匹の猫の死からでした。

 

1年も経たないうちに病気で死んでしまった子がいたんです。

「ピーちゃん」って言いました。

黄色脂肪症と言う病気になり

最後は水も飲めなくなり、これ以上苦しめたくないと思って

安楽死させる決断をしました。

安楽死には賛否両論あると思いますが

その時お医者様が

「もう血液もほとんどなかったです。正しい決断だと思います」

って言ってくれたことが救いになっています。

 

何日か泣き暮らし、新しい子をまた飼うのも悩みました。

ペットショップで高価な猫を買う気は全然ありませんでした。

 

ある日ペットショップに行くと、貰ってくださいの張り紙がありました。

よく聞くと、ペットショップの前に子猫や子犬を捨てていく

心ない人が結構いるらしいです。

全部は貰えないけど、1匹くらいならと思い

見せてもらうことにしました。

 

大きな段ボール箱の中に子猫たちはいました。

店員さんが箱を開けた瞬間

1匹の猫が飛び出しちゃいました。

真っ黒の猫「てん」です。

 

黒猫ってイメージあんまり良くないですよね?

でも、爪も全部真っ黒だと、魔よけになるって

聞いたことがありました。

捕まえた黒猫の爪をみてみると、黒い!!

箱から飛び出してきたその元気!!

「この子にします」って即言いました。

 

もう元気が一番。あんな悲しい思いはしたくない

ってのが一番の理由でしたね。

 

ですが最近「てん」めっきり歳をとりました。

しかたないですよね。71歳ですもんね。

 

すごく食欲は旺盛なんですが、痩せてしまい

毛艶もなくなってしまっています。

病院に連れて行こうかなとか考えますが

病院連れて行って注射されたり、薬を飲ませたり

余計ストレスになると嫌だなと

ためらっています。

 

でもできる限りの事はしようと、フードを11歳以上用にしたり

カリカリじゃ食べにくいだろうと、缶詰を与えたり

「てん」の大好物の、おやつ煮干しを買ってきたり。

 

人間よりも猫の方が寿命が短いって言うのは

わかっていますが、やっぱり寂しいですよね。

13年も一緒にいた子が、居なくなると考えると。

あと、何年一緒に居られるかわからないですけど

精一杯甘やかしてあげたいなと思っています。

それが私を今まで見守っていてくれた

「てん」への感謝の気持ちですから^^